漏洩電流調査

今日は昨日発生した、漏洩電流の調査を実施。

電気工事ベテランの先輩と一緒に、調査を開始。 対象変圧器にぶら下がっている分電盤を一つづつ計測していく作戦でしたが、先輩のアドバイスもあり、配電盤で漏洩電流を計測。

すると、一ケ所のブレーカで漏れ電流大を確認。 そこから先は、的が絞れて最終的に、とある分電盤にたどりつき、原因の場所が特定できました。

ただし、ぶら下がっている機械にLANのルータなどが装着されているので電源OFFできず、絶縁抵抗は計測できず。 そうこうしているうちに、漏洩電流が低下して問題ないレベルになったので、一旦調査を終了。 ルータの電源OFFの可能性を確認してから後日、絶縁抵抗を計測する予定。

いづれにしても、発生場所が特定できたことは大進歩。 もう少し頑張ってみよう!

保安協会より異常連絡あり

本日は、月次点検の残り6ケ所を点検して、蛍光灯の玉切れや、換気ファン異常の対応を終了して、夕方の定時前ほっとしているところに、保安協会より、電灯トランス一か所の漏洩電流が50mAを超えているとの連絡がはいりました。

現場にいって、Ioを測定すると200mA近くありましたが、漏電ブレーカが落ちているところなどはなく、原因不明。 再度連絡して、現在の漏洩電流値を尋ねると60mA程度で閾値ギリギリとのこと。 測定値は200mAだったので、数値の相違を聞くと、保安協会がモニターしている値はIorとのこと。 ここは以前しっかり勉強していたので、ようやく数値差の意味を理解できた。 ということはIocがかなり高いのではとの推定で、一旦様子見とした。

でも最近この設備でちょくちょく同じ現象が発生しているので、どんな設備がつながっているのか?調査継続していく予定です。

発電機点検3回目

今日は小雨だったのですが、昨日のキュービクル月次点検は明日に順延し、発電機点検を実施しました。

今回から初めて1人で点検を実施。 意外とスムーズにこなせて3時間ほどで、8台の点検が完了。 重大な問題はありませんでした。(無負荷運転ですが。。)

単純な疑問ですが、商用電源⇔非常用発電機電源の切り替えはどうしているのか?

調べてみるとDT(ダブルスロー)なる切り替え装置が活躍するようです。これも初めて聞く装置なので、一度どれがDTなのか調べておきたい。

キュービクル月例点検3回目

今日は、キュービクル月例点検3回目を実施。 残念ながら雨のため、室内キュビークル2台のみ点検を実施。 相変わらず、漏れ電流が大きいものがあるので、先輩主任技術者と相談して、近々に調査を進める予定。

明日の雨予報なので、発電機点検を明日実施して、明後日にのこりのキュービクルを点検する予定。 明日からは、先輩主任技術者はこないので一人でやらなければならない。

まずは安全第一でやっていこう!

フロートスイッチ その2

本日は雨。 雨が降ると、マンホールの満水警報が発報する。

以前、フロートスイッチの点検についてブログに記載したが、今日は少し余裕があったので

真面目に再点検を実施。 その結果、次のことがわかった。

フロートは4つあり、最下部から1、2、3、4の順番になっている。

フロート1は起動でフロート2は未設定、フロート3はポンプ1運転、フロート4はポンプ2運転と警報発報である。

現状、フロートの間隔が狭い設定だったので、今回は、フロート3とフロート4の間隔を広げて様子を見ることとした。

警報が発報する前に、ポンプ1で頑張ってもらい、時間稼ぎをしている間に流入水量が減少して、フロート4の警報が発報しないようにセッテイングを変更。

これでうまくいけばいいのだが、このご時世、豪雨になるとどうなるかは、わからない!

樹木枝切り

構内の樹木が構外の架空電線に近接していたので、樹木の枝切りを外注依頼。

樹木の枝は結構、伸びていたので今後予想される強風等で倒れると、電線に影響を

与える可能性があると思いました。

まあ、これも仕事のうちです。 KYTは大切です。

発電機整備打ち合わせ

今日は昼から発電機整備について外部メーカさんと打ち合わせを実施。

定例の年次点検と、消耗品・定期交換部品・不具合修理について現品をみながら

打ち合わせと確認を実施しました。

発電機自体はディーゼルエンジンで駆動されるので、耐久性等に問題はないと思われるが

劣化部品(特にゴム・樹脂製品)とバッテリーは交換対象になります。

私も負荷試験はまだやったことがないので、どんな問題が発生するのかよくわかっていませんが、またメーカさんにいろいろ聞いて勉強したいと思います。

空調機の湿度制御

毎日の空調機の点検データで、湿度の部分だけまとめてみたところ、いろいろなことが分かった。

1.湿度の目標値は40%,45%,50%と場所によってまちまちでであること。

2.目標湿度に対して実湿度は以下のパターンがある

  -a) 目標値に追従している

  -b) 外気が高湿度になるにつれて、実湿度は目標値に対して
  乖離が大きくなる

  -c) 実湿度と目標値が常に乖離している

このことから、色々な疑問がでてきた。

  • 2-a)は優秀ですが、本当に40%の目標値でいいのか?
  • 2-b)はなぜ追従できないのか? 阻害要因は何?
  • 2-c)は何かが壊れている?
  • なぜ目標が40~50%で異なるのか?

なかなか興味深いデータです。 明日、皆さんとデータ共有したい。

エアハンドリングユニット

エアハンドリングユニットのことを通称エアハンと呼んでいます。

この時期、空調は温度と湿度コントロールで非常に厳しい状態になります。

このエアハンですが、湿度コントロールのために

夏場は、出口温度と一旦大きく冷やして除湿をしてから、冷気をそのまま部屋に供給すると

部屋が冷えすぎるので、再度この冷気を温めて、最適な温度になるように制御しています。

この冷気を温めるプロセスが、ボイラー温水を利用するもの、ターボ冷凍機から発生する温水を利用するもの等さまざまですが、今、働いている現場は再熱ヒータで再加熱してコントロールしているようです。

非常に無駄なプロセスですが、ビル管理上湿度制御はmustのようです。

今の現場で、この再熱ヒータがなんかよくわからない動きをしており、零相漏洩電流に悪さをしているのではないか?疑っていますが、まだシステムがよくわかっていないので、原因は明確ではない。

明日、先輩主任技術者が来られるので相談しよう!

5Sの重要性

私は、民間企業で、整理・整頓・清掃・清潔・躾を徹底的に

教えられ、月に一度の安全巡視では、細かいことを言われ続けてきた。

よくもまあ、毎月毎月指摘するネタがあるものだ!と憤慨していたことは正直ありました。

現在働いている事業所は、本当にあきれるほど何もできていない。にもかかわらず、世界最先端と標榜している姿に嘆いてしまう。

嘆いていてもしようがないので、電気主任技術者として言わなければならないことを書面にして、上司に提出。 次の会議で報告いただくことにした。

言うべきことや指摘するべきことはキチンとやっておこう。

これも電気主任技術者の役目であり責務。 やるかやらないかは、相手側の責任。