蛍光灯と非常用蛍光灯の図記号

電工2種で習ったはずだが、蛍光灯の図記号は非常用と一般では異なることを理解した。

なぜこんなことを言うかというと、今日の点検で、分電盤のブレーカを落としても消えない

蛍光灯があり、なぜなのか調べているとG回路(非常用電源)から電源供給されていることがわかったのです。 ちょっと情けない話ですが。。。

ちなみに、非常用蛍光灯でも建築基準法適用と適用なしで図記号も異なります。

難問調査その2

今日はいろいろ忙しかったので、難問調査は夕方実施。

今日分かったことは、蛍光灯が200Vであり、この電源ラインから換気扇(100V)につながれている可能性があるのではないかと推定。

明日は、このあたりを調査してもう少し原因を特定したい。

受電電力変更計画

電力デマンドひっ迫しており、いよいよ契約受電電力を増やす計画が進行中。

電力増加にともなう検討の要請があり、いろいろ調べていると、引き込み主幹高圧ケーブルがウイークポイントであることが判った。 電力増加にともなう電流増加により、温度係数等を考慮すると、やや安全率1.25ぎりぎり上回る程度であることが判った。 一応、顧客先には報告し、耐用年数も上回っていることからケーブルの将来的な更新を依頼した。

あとは、顧客先の判断であるが、指摘するべきことできたので個人的には満足。

電線の許容電流が、配線形状、本数、配管条件により様々な影響により低下することが今回の調査で判った。

漏洩電流調査のつづき

本日、定例業務終了後、昨日に引き続き漏洩電流調査を実施。

ブレーカを切ってもいいことが判ったので、ブレカーをOFFして絶縁抵抗測定を実施。

  1. 接続されている機器をコンセントに差し込んだまま絶縁測定するとL,N端子何れも抵抗0ΩでNG。
  2. 接続されている機器を外して絶縁測定をすると、L端子はOK、N端子は0ΩでNG。

以上よりN端子配線がどこかで地絡していると推定。 まずはコンセントの取付部を確認していくと、2つ目のコンセントでN配線がコンセント固定ボルトと干渉して、配線の傷つきを確認。 当該部を修正して、再度絶縁抵抗を計測すると、L,N端子いずれもOKになった。

施工はかなり古いものであるが、なぜ今頃と思うのですが、コンセントの抜き差しにより、経時的に配線とボルトの干渉が近接していったのではないかと推定。

電気工事屋さんのチョンボですが、まあありえる不具合なのと原因が判明してちょっとうれしかったですね!

発電機点検3回目

今日は小雨だったのですが、昨日のキュービクル月次点検は明日に順延し、発電機点検を実施しました。

今回から初めて1人で点検を実施。 意外とスムーズにこなせて3時間ほどで、8台の点検が完了。 重大な問題はありませんでした。(無負荷運転ですが。。)

単純な疑問ですが、商用電源⇔非常用発電機電源の切り替えはどうしているのか?

調べてみるとDT(ダブルスロー)なる切り替え装置が活躍するようです。これも初めて聞く装置なので、一度どれがDTなのか調べておきたい。

フロートスイッチ その2

本日は雨。 雨が降ると、マンホールの満水警報が発報する。

以前、フロートスイッチの点検についてブログに記載したが、今日は少し余裕があったので

真面目に再点検を実施。 その結果、次のことがわかった。

フロートは4つあり、最下部から1、2、3、4の順番になっている。

フロート1は起動でフロート2は未設定、フロート3はポンプ1運転、フロート4はポンプ2運転と警報発報である。

現状、フロートの間隔が狭い設定だったので、今回は、フロート3とフロート4の間隔を広げて様子を見ることとした。

警報が発報する前に、ポンプ1で頑張ってもらい、時間稼ぎをしている間に流入水量が減少して、フロート4の警報が発報しないようにセッテイングを変更。

これでうまくいけばいいのだが、このご時世、豪雨になるとどうなるかは、わからない!

発電機整備打ち合わせ

今日は昼から発電機整備について外部メーカさんと打ち合わせを実施。

定例の年次点検と、消耗品・定期交換部品・不具合修理について現品をみながら

打ち合わせと確認を実施しました。

発電機自体はディーゼルエンジンで駆動されるので、耐久性等に問題はないと思われるが

劣化部品(特にゴム・樹脂製品)とバッテリーは交換対象になります。

私も負荷試験はまだやったことがないので、どんな問題が発生するのかよくわかっていませんが、またメーカさんにいろいろ聞いて勉強したいと思います。

空調機の湿度制御

毎日の空調機の点検データで、湿度の部分だけまとめてみたところ、いろいろなことが分かった。

1.湿度の目標値は40%,45%,50%と場所によってまちまちでであること。

2.目標湿度に対して実湿度は以下のパターンがある

  -a) 目標値に追従している

  -b) 外気が高湿度になるにつれて、実湿度は目標値に対して
  乖離が大きくなる

  -c) 実湿度と目標値が常に乖離している

このことから、色々な疑問がでてきた。

  • 2-a)は優秀ですが、本当に40%の目標値でいいのか?
  • 2-b)はなぜ追従できないのか? 阻害要因は何?
  • 2-c)は何かが壊れている?
  • なぜ目標が40~50%で異なるのか?

なかなか興味深いデータです。 明日、皆さんとデータ共有したい。

エアハンドリングユニット

エアハンドリングユニットのことを通称エアハンと呼んでいます。

この時期、空調は温度と湿度コントロールで非常に厳しい状態になります。

このエアハンですが、湿度コントロールのために

夏場は、出口温度と一旦大きく冷やして除湿をしてから、冷気をそのまま部屋に供給すると

部屋が冷えすぎるので、再度この冷気を温めて、最適な温度になるように制御しています。

この冷気を温めるプロセスが、ボイラー温水を利用するもの、ターボ冷凍機から発生する温水を利用するもの等さまざまですが、今、働いている現場は再熱ヒータで再加熱してコントロールしているようです。

非常に無駄なプロセスですが、ビル管理上湿度制御はmustのようです。

今の現場で、この再熱ヒータがなんかよくわからない動きをしており、零相漏洩電流に悪さをしているのではないか?疑っていますが、まだシステムがよくわかっていないので、原因は明確ではない。

明日、先輩主任技術者が来られるので相談しよう!

5Sの重要性

私は、民間企業で、整理・整頓・清掃・清潔・躾を徹底的に

教えられ、月に一度の安全巡視では、細かいことを言われ続けてきた。

よくもまあ、毎月毎月指摘するネタがあるものだ!と憤慨していたことは正直ありました。

現在働いている事業所は、本当にあきれるほど何もできていない。にもかかわらず、世界最先端と標榜している姿に嘆いてしまう。

嘆いていてもしようがないので、電気主任技術者として言わなければならないことを書面にして、上司に提出。 次の会議で報告いただくことにした。

言うべきことや指摘するべきことはキチンとやっておこう。

これも電気主任技術者の役目であり責務。 やるかやらないかは、相手側の責任。