今日は、近藤史恵さんの『シフォン・リボン・シフォン』です。愛読書です。
わくわくするとか、ドキドキハラハラとかありません。近藤先生らしく心に刺さるトゲがたくさん。トゲトゲです。ジェンダーという問題は奥深くて悩ましいです。
それでも、カツを入れたいとき、背筋を伸ばしたいときに、ときどき自分をことを振り返るために読みます。私は誰かにトゲを指していないか、私の心にもトゲは刺さってないか。
気持ちが改まる一冊です。
今日は、近藤史恵さんの『シフォン・リボン・シフォン』です。愛読書です。
わくわくするとか、ドキドキハラハラとかありません。近藤先生らしく心に刺さるトゲがたくさん。トゲトゲです。ジェンダーという問題は奥深くて悩ましいです。
それでも、カツを入れたいとき、背筋を伸ばしたいときに、ときどき自分をことを振り返るために読みます。私は誰かにトゲを指していないか、私の心にもトゲは刺さってないか。
気持ちが改まる一冊です。
今日は、柴田よしきさんの『桃色東京塔』です。好きな警察モノです。ですが、いろいろ葛藤を抱えるふたりの警察官のラブストーリーでもあり、とっても良いです。あのふたり、その後どうなったかなー。余韻を残すラストです。
読書はお休み。花火を見てきました。大好きなんです。あの音。心臓に響く音。飲み込まれそうに降ってくる光。いいですねー。でも昔と違って今は、観覧料が要りますね。仕方ありません。よかったです。いつか大曲の花火もみたいなー。
今日は、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』です。
小説って、ありそうでなかったり、なさそうであったりと思いながら読むんですが、これは、いやいや、あり得る?あり得るか?という気持ちでした。でしたが、さすが本屋大賞に選ばれるだけあって、ないだろうというお話を魅力的な登場人物でどんどん引き寄せます。初めに読んだのは映画化される前でしたが、永野芽郁さんも石原さとみさんもピッタリ。森宮さん役の田中圭さんはちょっとカッコよすぎ、かしら。(笑) 何度も読みたくなります。
今日は、小路幸也さんの『マンション フォンティーヌ』です。押し作家のおひとりです。
以前、Xで「作家になるにはどうすればいいか」という質問に、“自分のリズムを見つけることかな”と答えてらして、なるほどー、と。いや、私が小説を書くわけではありません。小路幸也さんの本は何を読んでも面白いのは、私のリズムと合うからなんだ!とずいぶん納得したのです。
『マンション フォンティーヌ』は、読めば絶対住みたくなるマンションの心温まるドラマです。私も住まわせてほしい。小路さんの小説には基本悪い人は出てきません。(基本、ですよ)気持ちよく読めて、ほっこりします。
表紙もステキです♡
今日は、有川ひろさんの『阪急電車』です。
私が有川ひろさんにのめり込むきっかけとなった本です。出会い自体は、『図書館戦争』が映画化されたときに、原作で読みたいと挑んだのですが、わずか3ページで断念。図書館に軍隊って。その何年かのち、以前阪急沿線に住んでたこともあり、読んでみました。結果は、大感動。こんな面白いものを書く作家さんだったのかー。それから半年ぐらいは既刊本をすべて読みました。もう全部面白い。自衛隊3部作も楽しく読めて、ではなぜ『図書館戦争』は読めなかったのか。気分としかいいようがないです。もちろんハマりましたよ。『図書館戦争』シリーズに自衛隊ラブコメシリーズまで。特に『ラブコメ今昔』。
そして、『阪急電車』。一駅ごとの出来事。いろいろな乗客の思い。つながって。翔子さんの討ち入りに拍手。女子高生のえっちゃんに涙。面白い!上手い!
今日は、柴田よしきさんの『ワーキングガール・ウォーズ』です。愛読書です。私が柴田さんに出会ったきっかけの一冊です。図書館でタイトルに惹かれて。その後、刊行されてた本はほとんど読みました。RIKOシリーズ、花咲慎一郎シリーズなどなど、『ワーキングガール・ウォーズ』とはまた全然違う作品でドはまりしました。
仕事ができて、カッコよくて、でもちょっと拗らせてる37歳のキャリアウーマンのお話です。とにかくテンポが良くて、吹き出したり、グッときたり。
〈しょせん、会社も人間の集団のひとつであってどんなに教師が懸命になっても学校には虐めがつきものなのと同様、会社にも虐めや戦いは普遍的に存在しているのだ。それが人間が集まった場における自然法則であり、虐められてそこを去るか戦って生き残るかは、優劣の問題ではなく、生き方の問題だった。〉本文より。
初めて読んだときは、主人公の翔子さんと歳が近かったのですが、今は「がんばれ、翔子ちゃん!」と親戚の子を応援する気持ち、ですかね。翔子ちゃんの親戚が主人公の物語もあるんですよ。こちらも愛読書ですが、また後ほど。元気になれます。
新装版も出ていますが、私はコレ、好きです。
今日は、東野圭吾さん『クスノキの女神』です。
言わずと知れた東野圭吾さん、すべてを読んでます。でも心に強く残る本は限られますね。そのうちの一冊が『クスノキの番人』です。ちょっと不思議な物語で面白いです。その続編です。不思議具合が少し変化していて、ミステリ要素を含んで、もちろん泣けます。
今日は、辻堂ゆめさん『あの日の交換日記』です。
初めて図書館で借りて読んだときは、帯にもあるように何度も読み返しました。え?え?どうなった?なんで?
極上のミステリですね。随所にほろりとさせながら、どんどん惹きつけられます。その昔、交換日記をしていた(ような記憶がある)私には懐かしくもあります。私も少女だった!(笑)
今日は、小川糸さん『椿ノ恋文』です。
『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』に続く待望の続編です。待ってました!ポッポちゃん、お帰りー!なんと前回から7年(本では6年だそう)も経ってたなんて。お子さんも誕生していました。そりゃあ、おばさんも歳をとるはずです。(親戚か)
『ツバキ文具店』はドラマ化され、主演のポッポちゃんは多部未華子さんでした。初めて本を読んだ私のイメージとはちょっと違ったんですが、多部未華子さん好きなので、すぐに受け入れられました。今では完全にポッポちゃんは多部未華子さんです。(笑)
「この世界って、遊園地みたいなものかもしれないわね。(略) 遊園地で、思いっきり楽しむのが人生の醍醐味。怖いことや苦しいことも全部全部ひっくるめて、経験そのものを、楽しむってこと。(略)どれだけ楽しめるかが、人生の真価のような気がするわ」バーバラ婦人のお言葉です。いいですね。
あー。鎌倉に行ってポッポちゃんが歩いた道を私ものんびり歩きたいです。