みつばの郵便屋さん

今日は、小野寺史宜さんの『みつばの郵便屋さん』です。図書館で見つけて再読です。シリーズものです。7巻。もちろん全部読んでます。持ってないけど。すいません。

主人公の郵便配達員の平本くんが、これ以上ないくらい、いい人なんです。いい人過ぎてもう応援するしかない。

このシリーズを読んでから、郵便屋さんを見かけると声をかけたくなります。「配達先の名前、全部覚えてるんですか?!」とか「『みつばの郵便屋さん』読んだりします?」とか。ま、聞きませんけど。(笑) 元気に「お世話様です」と言うのにとどめます。

しかも、小野寺さんの他の作品の中にも、この本の舞台みつば市が出てきたり、登場人物も重なったりして、発見すると嬉しくなるんですよ。まるで知り合いに出会ったみたいに。

月曜日の水玉模様

今日は、加納朋子さんの『月曜日の水玉模様』です。しゃきっとして仕事のデキる元気な明るいOLが出てくるお話、好きです。その昔私もOLだったんで。この本、最初の出版は1998年だったそうなので、ちょっといろいろ社会も変わっていますが、私には、よくわかるーと懐かしくさえ思えます。そして日常に起きる不思議な事件を鮮やかに解明します。

【たとえいくつになったところで、人の心が迷いやすいことに変わりはない。誰もがみな、雑踏の中の迷子なのだ。】

ほんと、私も未だに迷ってばかりです。