男ふたりで12ヶ月ごはん

今日は、椹野道流さんの『男ふたりで12ヶ月ごはん』です。

椹野さんはお料理が上手で、時々Xにアップされてます。おひとり用でも泊まりにいらしたお友達のおもてなしでも、飾らない、でもいつもササっと作られています。(想像です)

だから。この作品は美味しいもの満載です。芦屋に住みたいほど。表紙からだと、BLかと思ったら純粋に先輩、後輩のほっこり物語でした。お腹空くーーー!

夕闇通り商店街 純喫茶またたび

今日は、栗栖ひよ子さんの『純喫茶またたび』です。長いな、タイトル。ちょっと省略。(笑)

以前『夕闇通り商店街 コハク妖菓子店』を読みました。そのシリーズですね。えーっと、あやかし系ですかね。喫茶店のマスターが猫又だし。読後感は悪くないです。

ここだけのお金の使いかた

今日は、アミの会編の『ここだけのお金の使いかた』です。アンソロジーです。

タイトル通り、すべてお金にまつわるお話です。いろいろありますね。今回よかったのは、永嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』でした。ぐいぐい読ませます。ぐいぐい。そういえば以前にも、永嶋恵美のお話が良かったと書いたと思います。ちょっと本格的に読んでみなくては。

猫弁

今日は、大山淳子さんの『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』です。と、続けて『猫弁と透明人間』です。

ようやくシリーズ第一巻を借りてきました。やっぱり、始めは大事。人間関係もよくわかりました。ふたりの行く末も気になります。ドラマ原作大賞を受賞されて、ドラマになり、猫弁先生は吉岡秀隆だったそうで、あー、なんかピッタリ。続きが楽しみです。

事故物件、いかがですか?

今日は、原田ひ香さんの『事故物件、いかがですか?東京ロンダリング』です。

いやー、やっちまった。以前に読んでました。でもだいぶ忘れてるので、楽しく新鮮に読めました。それもどうでしょうか。(笑)

架空のお話なのに、絶対存在していそうなロンダリングという仕事。なんだか怖くて面白いです。

あなたが誰かを殺した

今日は、東野圭吾さんの『あなたが誰かを殺した』です。加賀恭一郎シリーズです。

読み始めるともう、立ち止まれません。思いもよらない人物が犯人で、ほぉーっと思ったのも束の間、もう一人の犯人が。タイトルの『あなたが誰かを殺した』というセリフもあります。ここで来るかー。ただただ面白いです。

注文の多い料理小説集

今日は、アンソロジー『注文の多い料理小説集』です。大好きな柴田よしきさんが入ってるのに、読んでいなかったみたいです。不覚。(笑)

柴田よしきさんの『どっしりふわふわ』は、これもまた愛読書の『風のベーコンサンド』の番外編でした。 しかも、なるほど!そういうことか!と驚くラスト。また本編が読みたくなりました。

娘が巣立つ朝

今日は、伊吹有喜さんの『娘が巣立つ朝』です。

タイトルから想像すると、娘が結婚して家を出たあと、これからはふたりだねー、よろしくねー、と夫婦が向き合う物語かと………。

いやいや。これがなかなか、ハートフルとは言い難く。夫、妻、娘、それぞれの視点から描かれています。もちろん妻の気持ちが一番わかります。うちは違うけど。いや、まったく違うかというと、そうでなくたぶんどこの夫婦でもあるのだと思います。答えもきっとないのでしょう。

キャント・バイ・ミー・ラブ

今日は、小路幸也さんの『キャント・バイ・ミー・ラブ』です。東京バンドワゴンシリーズの第19弾です。19弾って。スゴイですよね。

堀田家はもう私にとって親戚です。小学生だった研人くんが20歳になって、世界的ミュージシャンになって、驚くことに結婚までしちゃったんですから、親戚としては感慨深いです。(笑)

「結婚は、恋という艀から愛という船に乗り込み航海を始める旅だそうです。どの海を渡りどれほどの港に立ち寄るかは、共に乗り込んだその人と決めていく航海。そして最後に、人生でいちばん大きな別れに遭う港に辿り着くのだとか。その港で、最後に流す涙が幸せなものであることを、周りで共に生きていく人間は願うのみです。」一家を見守るサチさんの言葉です。

これぞ小路節です。いいですねー。また来年!

猫弁と指輪物語

今日は、大山淳子さんの『猫弁と指輪物語』です。以前読んだ『あずかりやさん』シリーズが面白かったので、読んでみました。

『あずかりやさん』は、しっとりほっこりした雰囲気の物語だったんですが、こちらはツッコミどころ満載で全然違う面白さがありました。登場人物が多くてちょっと混乱したのは、シリーズ3巻目だったんですね。早速1巻を予約しましたよ。ちょっとハマりそう。