こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

今日は、標野凪さんの『こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。』です。『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』の続編です。ちょっと不思議なおひとりさま専用カフェで、立ち寄った人が美味しいものを食べて、心がほぐれてゆく物語です。

〈立場が変われば考えも変わる。それは仕方のないことです。だから知らなかったことを知っていく、それが大切なんです〉

〈誰かのために生きるわけでは決してありません。でも生まれた以上は、命を全うするまでここに立ち続ける。それは生きていく者に与えられた使命ではないでしょうか〉もじゃもじゃ頭の店主、そろりさんの言葉です。

朝星夜星

今日は、朝井まかてさんの『朝星夜星』です。日本初の洋食屋を始めた実在の人物、草野丈吉。それを支えた妻ゆきの、幕末から明治、大正と続く物語です。壮大な時代小説です。

歴史に疎い私ですが、実在の偉人たちが多数出てきて、驚きと感動です。

春休みに出会った探偵は

今日は、大崎梢さんの『春休みに出会った探偵は』です。中学2年生の主人公が曾祖母が経営するアパートで一人暮らしを始め、小さな謎を同級生の男の子を調べるうちに、たまたまアパートの2階に住んでいた探偵と出会い…えーーーーーーっ!?最後、そうなる?ほぉ。いや、でも…ほぉ。

という感じです。タイトルと可愛らしい表紙からは想像できないラストです。良かったです。えーー。何回言うねん。(笑)

図書館内乱

今日は、有川ひろさんの『図書館内乱』です。図書館シリーズの2巻目です。先日、『レインツリーの国』を読んだので、また戻ってきました。主人公が好きな本として登場するんです。久しぶりに読みましたが、もう、完璧なラブコメです。楽しくなっちゃう。にやけちゃう。(笑)

犬がいた季節

今日は、伊吹有喜さんの『犬がいた季節』です。初めて読んだとき、大号泣。2回めも号泣。3回目の今回も泣けた。前と違うところでも泣けた。その時の気持ちのあり方にも関係するのかも。

犬を飼っていたこともあるし、昭和63年から令和元年と約30年に及ぶ物語は、私の人生ともリンクするし、とにかく壮大な青春小説です。

初登場。平成24年に虹の橋を渡ったうちの子。

夜明けのすべて

今日は、瀬尾まいこさんの『夜明けのすべて』です。前に読んでいますが、映画になったので再読。

病気で生きづらさを抱える男女ふたりの物語です。改めて読んで、映画の主役おふたりが、私のイメージにぴったり。松村北斗さんと上白石萌音さん。映画、見てないんですけど。見たかったー。

うまいダッツ

今日は、坂木司さんの『うまいダッツ』です。うまいダッツって何!?何!?

読めば、なるほど。まぁ、なるほど。「おやつ部」の高校生の青春です。スーパーで売られているような身近なお菓子がたくさん。つい目新しいものに目がいくけど、昔からずーっとあるっていうのは、愛されてる証拠ですね。ちょっと買ってみよ♡

東京ロンダリング

今日は原田ひ香さんの『東京ロンダリング』です。これは、『事故物件、いかがですか?』の前日譚だったんですね。順番を間違えました。でも、これでりさ子さんの活躍がわかってよかったです。本当にあるのかなぁ、ロンダリング。ありそうだなぁ。

七人の敵がいる

今日は、加納朋子さんの『七人の敵がいる』です。すごく久しぶりの再読です。

初めて読んだときは、衝撃でした。小学校に入学した息子を持つキャリアウーマンがPTAと闘う物語なんですが、子供のいない私には、もう恐ろしくて。(笑) しかもこんな天晴れな主人公、類をみません。私だって、自治会の役員が回ってきたら全力で逃げたい方の人間です。陽子さん、ステキ!

行きつ戻りつ死ぬまで思案中

今日は、垣谷美雨さんの『行きつ戻りつ思案中』です。垣谷さんには『夫の墓には入りません』や『結婚相手は抽選で』など面白いのがたくさんあります。と思って借りたら、エッセイでした。しかももう少し若い方だと思っていました。年上だったなんて。ほんのちょっとですけど。なので、すべて頷きまくりです。はぁ~、わかる!(笑)