今日は、原田ひ香さんの『復讐屋 成海慶介の事件簿』です。復讐?!しないんだな、これが。復讐したいという気持ちを、前に向かせる物語でした。連ドラにしてほしいな。主役は……私のイメージでは山ピーかしら。(笑)

今日は、原田ひ香さんの『復讐屋 成海慶介の事件簿』です。復讐?!しないんだな、これが。復讐したいという気持ちを、前に向かせる物語でした。連ドラにしてほしいな。主役は……私のイメージでは山ピーかしら。(笑)
今日は、寺地はるなさんの『いつも月夜』です。若者たちやそう若くない人も、葛藤や悩みを抱えながら、街を歩く物語です。〈いつも月夜と米の飯〉ということわざがあるそうです。初めてしりました。飽きるということがない気楽な生活、という意味のよう。気楽な生活って難しいですよね。残念ながら書影を撮るのを忘れました。
今日は、小路幸也さんの『荻窪シェアハウス小助川』です。私が、小路さんにハマるきっかけになった本です。図書館で出会ったのですが、究極の“ほっこり”で、心にスーッと入る感じ。何コレ。それからが大変。当時で(たぶん10年くらい前)既にたくさんの著書があったので、片っ端から読みました。半年くらい小路さん塗れだったと思います。(笑)
余談ですが、ずいぶん愛されたようで本がもうくたくたです。もちろん私も何度も借りてます。お迎えしようと思ったのですが、もう本屋さんでは手に入らないんですよぉ。(涙)
今日は、乃南アサさんの『マザー』です。〈ほっこり〉と対極のざわざわ、ぞくぞく、です。私は母になったことがありませんが、昨今の女性は共働きし、子供の面倒を見て、学校の行事にも参加し、その上に“母”としての役割を果たさなければならないなんて。彼女たちの叫びが聞こえそうな物語です。それでも“母”も子供のころがあったし、“子供”もいつか“母”になる。永遠の課題でしょうか。