てるてるあした

今日は、以前読んだ『ささら さや』の続編『てるてるあした』と『はるひのの、はる』です。再読です。

ずいぶん前に読んだので細かいところは忘れていました。『ささら さや』はほっこりしたファンタジーなのに対して、完結『はるひのの、はる』に至っては、パラレルワールドっていうんでょうか。加納さんらしい、感動の物語です。

七人の敵がいる

今日は、加納朋子さんの『七人の敵がいる』です。すごく久しぶりの再読です。

初めて読んだときは、衝撃でした。小学校に入学した息子を持つキャリアウーマンがPTAと闘う物語なんですが、子供のいない私には、もう恐ろしくて。(笑) しかもこんな天晴れな主人公、類をみません。私だって、自治会の役員が回ってきたら全力で逃げたい方の人間です。陽子さん、ステキ!

ささらさや

今日は、加納朋子さんの『ささらさや』です。加納朋子さんも大好きで、この本は久しぶりに再読です。一応ミステリですが、ゴーストになった夫が守ってくれる温かな物語です。続きも借りて来なくちゃ。ずいぶん以前に読んだので、忘れています。そういう本は、何度でもハラハラしたりほっこりできたりします。(笑)

いつかの岸辺に跳ねていく

今日は、加納朋子さんの『いつかの岸辺に跳ねていく』です。

前半は小学生から高校、大学、就職と成長していく男の子の述懐。好きではないが、とても気になる幼なじみの女の子の思い出が軽い感じで進み、青春モノ?恋愛モノ?と読み進めると、後半、驚きの連続。物凄く引き込まれます。加納さんの『ささら』シリーズを思い出しました。

月曜日の水玉模様

今日は、加納朋子さんの『月曜日の水玉模様』です。しゃきっとして仕事のデキる元気な明るいOLが出てくるお話、好きです。その昔私もOLだったんで。この本、最初の出版は1998年だったそうなので、ちょっといろいろ社会も変わっていますが、私には、よくわかるーと懐かしくさえ思えます。そして日常に起きる不思議な事件を鮮やかに解明します。

【たとえいくつになったところで、人の心が迷いやすいことに変わりはない。誰もがみな、雑踏の中の迷子なのだ。】

ほんと、私も未だに迷ってばかりです。