春休みに出会った探偵は

今日は、大崎梢さんの『春休みに出会った探偵は』です。中学2年生の主人公が曾祖母が経営するアパートで一人暮らしを始め、小さな謎を同級生の男の子を調べるうちに、たまたまアパートの2階に住んでいた探偵と出会い…えーーーーーーっ!?最後、そうなる?ほぉ。いや、でも…ほぉ。

という感じです。タイトルと可愛らしい表紙からは想像できないラストです。良かったです。えーー。何回言うねん。(笑)

よっつ屋根の下

今日は、大崎梢さんの『よっつ屋根の下』です。

ひとつ屋根の下、ではなく、よっつ屋根の下です。両親と兄妹の家族のそれぞれから見た10年間が描かれています。どの人にも自分に置き換えては読めないのに、ひとりひとりいろんな感情を持って生きていて心動かされます。4人がそれぞれ真面目に誠実に生きています。それでもすれ違う。

「私だって、お腹ん中は真っ白じゃない。みんながみんな年相応の分別を持っていたら、この世に争いなんか起きないのよ」ホントに。でも年相応の分別は持ちたいと思ってます。

とても好きな本で、購入しようとしたら、なんと、出来ませんでした。絶版なの?重版しないってこと?こんな素敵な物語なのに?

本バスめぐりん。

今日は、大崎梢さんの『本バスめぐりん。』です。本が好き。なので本屋さんも好き。当然、図書館も大好きです。大崎さんは元書店員ということで本にまつわる物語をたくさん出されています。

とくにコレ。舞台は種川市の移動図書館。その周りで起きるちょっとしたミステリー。再読ですが、初めて読んだときに移動図書館を知りました。いや、知ってはいたけど、すごい田舎の町に走ってるイメージだったんですが、なんと我が街にも走っていました。歳を取って図書館に通えなくなったら、利用したいです。それまで頑張ってほしい。(他人事かー)

続編も出てます。まとめてお迎えしなくては。