今日は、小路幸也さんの『バイト・クラブ』です。ごりごりの青春小説です。でも小路さんにしては珍しく、語りがたくさん登場して初めのうち混乱しましたけど、中盤からはヤ〇〇さんが出てきたりして、他にはない感じです。
キャント・バイ・ミー・ラブ
今日は、小路幸也さんの『キャント・バイ・ミー・ラブ』です。東京バンドワゴンシリーズの第19弾です。19弾って。スゴイですよね。
堀田家はもう私にとって親戚です。小学生だった研人くんが20歳になって、世界的ミュージシャンになって、驚くことに結婚までしちゃったんですから、親戚としては感慨深いです。(笑)
「結婚は、恋という艀から愛という船に乗り込み航海を始める旅だそうです。どの海を渡りどれほどの港に立ち寄るかは、共に乗り込んだその人と決めていく航海。そして最後に、人生でいちばん大きな別れに遭う港に辿り着くのだとか。その港で、最後に流す涙が幸せなものであることを、周りで共に生きていく人間は願うのみです。」一家を見守るサチさんの言葉です。
これぞ小路節です。いいですねー。また来年!
三兄弟の僕らは
今日は、小路幸也さんの『三兄弟の僕らは』です。
あらすじとしては、両親を事故で一度に亡くし、父親の隠し子が発覚・・・というなかなかハードなお話なんです。ですが、そこは小路幸也さんです。こんなにほっこりさせる?(笑)
そのギャップが小路幸也さんの魅力です。
マンション フォンティーヌ
今日は、小路幸也さんの『マンション フォンティーヌ』です。押し作家のおひとりです。
以前、Xで「作家になるにはどうすればいいか」という質問に、“自分のリズムを見つけることかな”と答えてらして、なるほどー、と。いや、私が小説を書くわけではありません。小路幸也さんの本は何を読んでも面白いのは、私のリズムと合うからなんだ!とずいぶん納得したのです。
『マンション フォンティーヌ』は、読めば絶対住みたくなるマンションの心温まるドラマです。私も住まわせてほしい。小路さんの小説には基本悪い人は出てきません。(基本、ですよ)気持ちよく読めて、ほっこりします。
表紙もステキです♡