図書館内乱

今日は、有川ひろさんの『図書館内乱』です。図書館シリーズの2巻目です。先日、『レインツリーの国』を読んだので、また戻ってきました。主人公が好きな本として登場するんです。久しぶりに読みましたが、もう、完璧なラブコメです。楽しくなっちゃう。にやけちゃう。(笑)

レインツリーの国

今日は、有川ひろさんの『レインツリーの国』です。

若いふたりの大恋愛小説です。普通なら手に取らないジャンルですが、女性の方が聴覚障害者で、私も難聴の気があるので他人事ではありません。それでも私は健常者です。

あとがきの有川さんの言葉〈分かったつもりでも分かっていない、分かったふりしかできていない。後からそんな自分を振り返るときの自己嫌悪といったらありません。しかし、何度でも自己嫌悪するしかないのだと思うようになりました。常に適切な振る舞いができないとしても、その度にそんな自分を思い知ることは無意味じゃない。そう信じるしかない。次から気をつけよう、何度でもそう思うしかない。〉心に留めておきたい。

阪急電車

今日は、有川ひろさんの『阪急電車』です。

私が有川ひろさんにのめり込むきっかけとなった本です。出会い自体は、『図書館戦争』が映画化されたときに、原作で読みたいと挑んだのですが、わずか3ページで断念。図書館に軍隊って。その何年かのち、以前阪急沿線に住んでたこともあり、読んでみました。結果は、大感動。こんな面白いものを書く作家さんだったのかー。それから半年ぐらいは既刊本をすべて読みました。もう全部面白い。自衛隊3部作も楽しく読めて、ではなぜ『図書館戦争』は読めなかったのか。気分としかいいようがないです。もちろんハマりましたよ。『図書館戦争』シリーズに自衛隊ラブコメシリーズまで。特に『ラブコメ今昔』。

そして、『阪急電車』。一駅ごとの出来事。いろいろな乗客の思い。つながって。翔子さんの討ち入りに拍手。女子高生のえっちゃんに涙。面白い!上手い!