うつくしが丘の不幸の家

今日は、町田そのこさんの『うつくしが丘の不幸の家』です。

タイトル、不穏ですよね。で、読み始めたらますます不穏。これでもかというほど悲しかったりキツかったり。ある一軒の家に代々住んできた人たちのオムニバスになっていて、それぞれの住人が前に進んでいきます。ちょっと泣けて、最後、そうかー、そうだったかー、と唸りました。

宙ごはん

今日は、町田そのこさん『宙ごはん』です。

町田さんは初めまして、です。タイトルに「ごはん」と入っているのですから、それは読むしかありません。(笑)

序盤は主人公の女の子が小学校入学前なので、美味しいものは出てくるものの、なかなか感情移入できなかったんですが。

しかし、さすが話題になるだけあって、どんどん惹きつけられて、お母さんとのやりとりで涙。後半は加害者と被害者の関係について進み、最後は号泣。

答えのない問題ですね。とてもよかったです。