今日は、柴田よしきさんの『あらたなる日々』です。お勝手のあんシリーズ第10弾です。
女郎屋に売られそうなところを、旅籠の旦那さまに拾われ、お勝手で働くようになったあんちゃん。たぶん12歳くらいだったはず。それがもう二十歳ですって。下働きから今や、立派な女料理人になりました。これまでも、出会いや別れ、大災害などいろいろありました。これからのあんちゃんの人生がますます楽しみです。
今日は、柴田よしきさんの『あらたなる日々』です。お勝手のあんシリーズ第10弾です。
女郎屋に売られそうなところを、旅籠の旦那さまに拾われ、お勝手で働くようになったあんちゃん。たぶん12歳くらいだったはず。それがもう二十歳ですって。下働きから今や、立派な女料理人になりました。これまでも、出会いや別れ、大災害などいろいろありました。これからのあんちゃんの人生がますます楽しみです。
今日は、原田ひ香さんの『図書館のお夜食』です。
お仕事系、しかも図書館、そして美味しいもの系、好きな要素がふんだんです。そりゃあ、面白いに決まってます。でも舞台の図書館が夜しか開いてないって、びっくり。食堂もあるんです。
ある高齢の司書さんが、以前のように熱中して身も心もすべてを捧げるようにして読むことができなくなったと。〈読めない、と気がついたのは六十歳になった頃だった。最初は認められなかった、というか気がつきさえしなかった。〉私の母が本が読めなくなったと言っていたのはこういうことか。私もいつか読めなくなるのか。ちょっとショックでした。
それでも最後にはいろいろな疑問が回収されて、面白かったです。
今日は、わたなべぽんさんの『やっとこっかな』です。
コミックでとても読みやすいです。ぽんさんの『やめてみた。』シリーズも好きです。『やっとこっかな』は、サブタイトル〈近い将来のためにちょっぴり備える〉というように、災害やコロナに対して物だけでなく、心も備えようというエッセイです。
今日は、乃南アサさんの『ピリオド』です。大ファンなのに、読んでなかったのかなぁ。(悲)
前半である人が殺されて、サスペンスなのね!と思って読み進めたら、違いました。離婚歴のあるフリーの女性カメラマンの、家族や仕事や愛人に対する葛藤が丁寧に描かれていました。自立する(分厚い)本ですが、2日で読んじゃいました。さすが、アサさんです。
今日は、大山淳子さんの『猫弁と少女探偵』です。猫弁シリーズ、ちょっとハマってしまいました。(笑)
天才なんだけど、ダサい丸眼鏡で髪はぼさぼさで。婚約したのに彼女の気持ちとか全然理解できず。こんな男の人いる!?と思いながら、ちょっとカッコよく見えたりして。
今日は、椹野道流さんの『男ふたりで12ヶ月ごはん』です。
椹野さんはお料理が上手で、時々Xにアップされてます。おひとり用でも泊まりにいらしたお友達のおもてなしでも、飾らない、でもいつもササっと作られています。(想像です)
だから。この作品は美味しいもの満載です。芦屋に住みたいほど。表紙からだと、BLかと思ったら純粋に先輩、後輩のほっこり物語でした。お腹空くーーー!
今日は、栗栖ひよ子さんの『純喫茶またたび』です。長いな、タイトル。ちょっと省略。(笑)
以前『夕闇通り商店街 コハク妖菓子店』を読みました。そのシリーズですね。えーっと、あやかし系ですかね。喫茶店のマスターが猫又だし。読後感は悪くないです。
今日は、アミの会編の『ここだけのお金の使いかた』です。アンソロジーです。
タイトル通り、すべてお金にまつわるお話です。いろいろありますね。今回よかったのは、永嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』でした。ぐいぐい読ませます。ぐいぐい。そういえば以前にも、永嶋恵美のお話が良かったと書いたと思います。ちょっと本格的に読んでみなくては。
今日は、大山淳子さんの『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』です。と、続けて『猫弁と透明人間』です。
ようやくシリーズ第一巻を借りてきました。やっぱり、始めは大事。人間関係もよくわかりました。ふたりの行く末も気になります。ドラマ原作大賞を受賞されて、ドラマになり、猫弁先生は吉岡秀隆だったそうで、あー、なんかピッタリ。続きが楽しみです。
今日は、原田ひ香さんの『事故物件、いかがですか?東京ロンダリング』です。
いやー、やっちまった。以前に読んでました。でもだいぶ忘れてるので、楽しく新鮮に読めました。それもどうでしょうか。(笑)
架空のお話なのに、絶対存在していそうなロンダリングという仕事。なんだか怖くて面白いです。