よっつ屋根の下

今日は、大崎梢さんの『よっつ屋根の下』です。

ひとつ屋根の下、ではなく、よっつ屋根の下です。両親と兄妹の家族のそれぞれから見た10年間が描かれています。どの人にも自分に置き換えては読めないのに、ひとりひとりいろんな感情を持って生きていて心動かされます。4人がそれぞれ真面目に誠実に生きています。それでもすれ違う。

「私だって、お腹ん中は真っ白じゃない。みんながみんな年相応の分別を持っていたら、この世に争いなんか起きないのよ」ホントに。でも年相応の分別は持ちたいと思ってます。

とても好きな本で、購入しようとしたら、なんと、出来ませんでした。絶版なの?重版しないってこと?こんな素敵な物語なのに?

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