今日は、寺地はるなさんの『雫』です。主人公を含む中学校の同級生4人の、30年にわたる物語です。始まりが現在で、5年ごとに遡ります。読み始めはちょっと戸惑いましたが、斬新です。遡ることによって、あーそうだったのか、と。

〈「変わってる」という表現は便利だ。対象をすばやく切り捨てることができる。もしかしたら自分たちのほうがまちがっているのではないか、などと悩まずに済む。〉私もよく使います。理解することを放棄してるんですね。難しいけどこれからはちょっと立ち止まってみよう。

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