東京ハイダウェイ

今日は、古内一絵さんの『東京ハイダウェイ』です。ハイダウェイって?隠れ家のことのようです。作中にもありますが、私も東京って何をするにもお金がかかる、と思っていました。でも、美術館や科学館、公園など楽しめる場所がたくさんあるそうです。そこに、ハラスメントをからめて、ちょっと泣けます。

〈同じような問題を起こしても、若造は切り捨てられ、古狸は“ほとぼりが冷めるのを待って”のうのうと生きのびる。そんな現実にいつまでも甘んじていたら、どこまでいってもハラスメントの根本的な解決はない。〉まるで今の政治もそう。いや、あらゆる場面で、ですね。

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