今日は、伊吹有喜さんの『四十九日のレシピ』です。久しぶりの再読。ストーリーはわかっているのに、電車の中で泣いてしまいそうに。妻を亡くした男と、継母を亡くした男の娘の再生の物語です。亡くなった乙美さんはとても魅力的(内面です)で、夫だった男と継子だった娘はその魅力を彼女の死後、じんわり思い出します。あー、いつだってそうですね。みんな、そうですよね。

今日は、伊吹有喜さんの『四十九日のレシピ』です。久しぶりの再読。ストーリーはわかっているのに、電車の中で泣いてしまいそうに。妻を亡くした男と、継母を亡くした男の娘の再生の物語です。亡くなった乙美さんはとても魅力的(内面です)で、夫だった男と継子だった娘はその魅力を彼女の死後、じんわり思い出します。あー、いつだってそうですね。みんな、そうですよね。
今日は加納朋子さんの『レインレイン・ボウ』です。陶子さんシリーズです。『月曜日の水田玉模様』で活躍した陶子さんの高校時代のお友達のお話です。
25歳になった彼女たち。いろいろな職業に就いて、いろいろ悩みます。私にもあったなぁ、25歳のときが。こんなに考えて生きてなかったけど。(笑)
今日は、古内一絵さんの『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』です。大、大、大好きなシリーズです。その第一巻ですね。図書館で何度か借り、また読みたくなってもいつも予約が入っていてなかなか読めないので、昨年思い切って、シリーズでお迎えしました。やった!これで、いつでもシャールさんに会えます。
ドラァグクイーンのシャールさんが営むお店のお針子さんたちに夜食を出す隠れ家“マカン・マラン”。そこに集う訳ありのお客さんのお話です。何度読んでも心に刺さります。そして美味しくて身体に優しいお料理がたくさん出てきます。
続きはまた……。
今日も、大崎梢さんです。『本バスめぐりん。』の続編です。今回の主人公は、ウメちゃんテルさんでなく、めぐりんを利用する周囲のひとたちのそれぞれの物語になっています。
たくさんの人たちが移動図書館に助けられています。私も図書館に助けられています。購入もしますが、好きな本全部買ってたら、破産します。(笑)
今日は、大崎梢さんの『百年かぞえ歌』です。
読み始めて、刑事さんが出てきて、え?え?となりました。今までの書店もの、図書館ものとは一味違う(本格?)ミステリです。なにしろ100年前の事件ですから。いつもほっこりさせられる大崎さんの物語と異なり、ドキドキ、ハラハラしながら一気に読んでしまいました。
今日は、瀬尾まいこさんの『春、戻る』です。結婚を間近に控えた主人公の前に突然、兄と名乗る男の子が現れます。一回りも年下なのに?え?ファンタジーなの?と思ったら。。。
瀬尾さんらしい、温かくて、ユニークな物語です。〈思い描いたとおりに生きなくたっていい。つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから〉校長先生の言葉です。
今日は、近藤史恵さんの『山の上の家事学校』です。世の多くの男性に読んでほしい!読んでも主人公のように変われる人はそういないだろうけど。だけど。わが夫にも。まー、変わらないだろう。(悲)
〈家事とは、やらなければ生活の質が下がったり、健康状態や社会生活に少しずつ問題が出たりするのに、賃金が発生しない仕事、すべてのことを言います。多くが自分自身や家族が快適で健康に生きるための手助けをすることで、しかし、賃金の発生する労働と比べて、軽視されやすい傾向があります〉家事学校の花村校長の言葉です。
今日は、小川糸さんの『ライオンのおやつ』です。初めて読んだときは、泣きましたが今回は落ち着いて読みました。昨年しまなみ海道へ行ったこともあり、ちょっと身近に。レモン島じゃなかったけど、景色はしっかり思い浮かびます。
〈私もさ、いっつもここで料理作ってると思うんだ。生かされているんだなぁ、って。だって、生まれるのも死ぬのも、自分では決められないもの。だから、死ぬまで生きるしかないんだよ。〉ホスピスで食事担当のシマさんの言葉です。ホント。今を一生懸命生きるしかないんですね。
今日は、中村颯希さんの『神様の定食屋』です。Xでどなたかのおススメだったので読んでみました。あらら。そっち?(笑) ファンタジーですね。でも定食屋ですから、美味しいものがたくさん出てきて、そして兄妹愛にほっこりして、ちょっとウルっとします。
今日は、小路幸也さんの『失踪人 磯貝探偵事務所ケースC』です。〈銀の鰊亭〉シリーズ第3弾ですね。小路さんのミステリーはそう多くないんですけど、コレ、いいです。あっという間に読んでしまいました。北海道知事公館とか知事公邸とか、ネットで画像見ながら。
ただ行方不明の母がどうなったのか、ちょっともやっと。でも蛇足なのかな。(笑)
で。登場人物が懐かしくなって、第2弾『磯貝探偵からのご挨拶』も再読。なかなか面白いです。